メタバースだとか色々新しい時代のキーワードが時代を牽引しています
しかし、実際に動かしているのは人間であり商品やサービスを手にするのも人間です
デジタルの時代だと言っても、そこに個性豊かな魅力的な存在なくして結果は出てこないのは、現実の世界でも一緒です
最近は、NFTアートなど一見可知のなさそうないたずら書きみたいなものが高値で売れたなど業界を覆したかのように話題になっていますが、黎明期にはこの様な奇跡のようなことが起こることは珍しくも有りません
メタバースが最先端のイメージですが、今から20年ほど前にセカンドライフという仮想空間でリアルのように展開される技術はあったのです
当時は、ゲームソフトのような扱いでしたが、今メタバースでやろうとしていることは当時も出来ていて
セカンドライフだけの通貨が存在し、流行りそうなエリアの土地の売買ができたり、その中で大手企業も商取引を行っており、アーティストはアバターや服をデザインして販売したり、ライブ演奏をしたり、イベントを行ったり
セカンドライフ内での結婚もあったりでしたから現実世界で起こることは仮想空間で再現可能なのは新しいことでは有りません
ただ、技術が追いついてきたことで更に可能性が増え、共通フォーマットさえあればセカンドライフのような一企業だけの世界ではなく、複数の企業が仕掛けたメタバースが連携できるということを考えると、すごい時代と言わざるを得ません
実は、私もセカンドライフにアバターを作ったことが有り今でも入れましたがしばらく関わっていないと、どこに行けばよいのか忘れてしまいました
大げさに考えなくても、ゲームの世界ではネットで対戦ゲームがあったりどうぶつの森のように、ただその空間で癒やされるだけだったりメタバースに繋がる技術は個別の世界観で行われていたわけです
メタバースがものすごく未知な新しい技術ではないことが理解できたはずです
人間は時代を寛容に受け入れていきますので時間はかかっても、いずれメタバース化は進むのですが
あくまでも、どんなにデジタルの時代が進んでも主役は人間であることに変わりがないので現実世界の映し鏡でしか無いのです
最新の技術は手段でしか有りません何を選択し、どう攻めるかは主体である企業や個人次第です